将来のデザイナーへ

金曜日は、京都芸術大学での「非常勤講師」の日。
将来活躍する若い友人たちに会うのを楽しみにしています。

授業の冒頭いつも、少しお話しをします。私の想いを込めて、、
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今日から3DCADのオペレーションを伝える訳ですが、皆さんにオペレーターになって欲しいわけじゃない。
価値あるデザイナーになって欲しいんです。

じゃあ、価値あるって何?

芸術大学 プロダクトデザイン

相談者の抱える問題、その又向こうにある課題を解決できる、って言うコト。

私ね、最近特に感じるんですけど世の中は、デザイナーを求めてるね。
本当の意味でのデザイナーね。

ただ、物事をカッコよく見せる為のスタイリスト的デザイナーの事じゃないよ。

一緒に問題解決してくれる人。
それを表現出来て、見える様にしてくれる人。

相談者としたら 「こんな人いたんや!」ってなります。

例えば、中小企業の社長さん。
色んな事考えて頭一杯、ただ社員さんにはそれは伝わらない。

そんな、思いを整理して理解しやすい資料にするのもデザイナーの仕事。
製品のモデルチェンジの際、本質を捉えてカタチにするのもデザイナーの仕事。

決して、見た目だけ整えるんじゃない。

だからね。

皆さんのコトを待ってるのよ。世界は!潜在的に。

どうぞ、価値あるデザイナーになって下さい。
今日から、共に一歩踏み出しましょう。

 

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