ポータブル電源のデザイン開発2

ものづくりの【こころ】をデザインするプロダクトデザイナーの上田雄一郎です。

これから産まれてくる製品の【コンセプト】が決まったら、
次はデザインを考える作業です。一番わくわくする作業。

新製品の存在意義を表して、かつ今の時代にあったデザインはどんなものなのか?

ぼんやりとしたイメージをスケッチして膨らましていきます。

いくつか方向性がまとまったら、内部の部品たちとの関係も考えていきます。
 
ポータブル電源の設定スペックを満たすべく内部の設計は進んでいきます。
この作業はクライアント企業さんの設計さんが担ってくれます。
 必要なボリューム感、操作の為のインターフェイス面をどこに持ってくるのか?
一番まとまり感のあるプロポーションはデザイン性を考慮して決まっていきます。

この時期に提案した案はこの様なデザイン。
コンセプトを見える様にするので、【みえる化】フェーズと呼んでいます。

最初期のデザイン提案は、一番緊張します。
このプロジェクトに関わる皆様の期待を具体案としてデザインする重要なフェーズ。
皆のモチベーションが上がるプレゼンテーションをする必要があります。

クライアントさんの要望、デザイナーの表現したいこと、市場ニーズ
それら、ふわっとしていた要素が結実する瞬間です。

設計、デザイン検討が進むとフォルムは調整が入り変わっていきます。
ですが、【コンセプト】をしっかり定めているので、ぶれる事はありません。

調整の入ったデザイン案がこちら。

 

徐々に解像度が上がり、はっきりとその存在感が増していきます。

立体的に検討するので全ての角度から見て美しいかチェック!

プロダクトデザインは、3D的にデザインを考えるので立体把握能力が必要。
辻褄が合う様に、美しいバランスが保たれる様に考え続けます。

つづく

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