ものづくりの【こころ】をデザインするプロダクトデザイナーの上田雄一郎です。
以前、導入した光造形機。ここで改めて説明します。
—光造形機とは—-
紫外線を照射すると硬化する特殊な樹脂素材(レジン)を使い、造形物を1層ずつ印刷していくタイプの3Dプリンターです。
スライサーと呼ばれるソフトウェアを使い、造形する3Dグラフィックを無数の層に分断し、そのデータに従って造形物を印刷していきます。
(by Googleさん)
今回は<透明レジン>を試してみました。
レジンパットと呼ばれるレジンを溜めるトレーを綺麗に清掃して透明レジンをとろーりと注ぎ込みます。
その後は通常通り、専用ソフトで造形用のデータを作り光造形機にUSBメモリーで出力。
0.03mmずつ!重ねて硬化して徐々に出来上がってきます。
奥で青く光っている所がカタチが出来ている所。
造形が終わった直後はこんな感じで、造形品の周りにも
未硬化のレジンがついてベトベトしてます。
それをアルコール洗浄し、2次硬化(数分、専用のBOXで紫外線をあてる)したら出来上がり!
今回はこの様なリング状の部品を作りました。
透明部品の試作はこれまでは、塊から削り出して磨くという
かなりの手間が掛かるものだったけど、数時間でここまで出来上がる。
透明度を上げるには、まだ加工が必要だけど直ぐに確認できるのは有難い。
クオーレデザインでは、社内での試作検証を迅速に行う事により製品化に繋がるプロダクトデザインを行っています。
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