ポータブル電源のデザイン開発

ものづくりの【こころ】をデザインするプロダクトデザイナーの上田雄一郎です。

「ポータブル電源の新商品のデザインを依頼したい。」
京都のものづくり企業:工進さんから、そんなご連絡をもらったのは2023年の9月だった。

地震や台風による停電で困ったことが記憶に蘇ってきた。
大型電気店に行くと特設コーナーがあり、防災推しの製品があふれかえっていた。

「この商品たちは、災害に直面した時に初めて持ち出して、きちんと使うことができるんだろうか?」
「いざその時!充電はちゃんと出来ているのだろうか?」

そんな、一般消費者としての疑問から始まったのが、今回のプロジェクト。

日常使いできるポータブル電源

より身近に、日々の暮らしにポタ電を。

<当たり前の毎日が、いつの間にか防災に!>


ポータブル電源が市場に出始めた2017年を【ポータブル電源1.0】
2023年までを【ポータブル電源2.0】
そして、防災~日常使いできる製品を【ポータブル電源3.0】と位置付けて、より便利により安心した日々を過ごせるように。


そうなると、自ずと製品のキャラクター性もこれまでと違ってきます。
よりスタイリッシュに、素材感にもこだわって、使用時の美しさにも配慮して。

・その商品の存在意義とは?
・人々の暮らしに寄り添えるのか?
・この製品を通じてメーカーは何を伝えるのか?
・何を大切にこれまで製品作りをしてきたのか?

そんなことに想いを馳せ、製品コンセプトを考えていきます。
弊社では市場調査や製品企画、製品コンセプト、ユーザー像、キーワードの設定などを
【ことば化】フェーズと呼んでいます。

これから始まるデザイン構想に向けての前段階。
とても大切なクライアントさんとの対話、自分との対話。
出来上がってくる製品が、ユーザーに喜ばれて使われ、製造したクライアントさんが感謝される様に。

つづく

クオーレデザインではデザイナーが直接相談に乗ります。

幅広い業種との実績があるデザイナーが直接製品デザインの相談に乗り、お客様の「こころ」をカタチにするお手伝いを致しますので、下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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また弊社では、オンラインミーティングソフトを使用し、画面共有やプロトタイプ郵送などによる完全リモートでのプロダクトデザインも行っておりますので遠隔での工業製品デザインに係るあらゆるご相談は下記をご参照の上お問い合わせください。

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